日本風力開発、愛知県田原市で最大21MWの陸上風力発電所の環境影響評価準備書を公表

2026年4月19日
計画地は、自社の既設風力発電所に隣接する
(画像:日本風力開発)

日本風力開発の関連会社である渥美風力開発は4月10日、愛知県田原市で計画する最大出力21MWの「(仮称)田原中山風力発電事業」について、環境影響評価準備書を関係行政機関に提出したと発表した。縦覧期間は、2026年4月10日〜5月14日。

事業実施区域は約36haで、出力4.2MWの風力タービンを5基設置する。なお、系統接続の制約により、連系出力は約18MWに制御される見込み。2028年1月に着工、2029年3月の運転開始を目指す。

同社は2019年に環境影響評価手続きを開始。2020年の「方法書」段階までは最大出力を19.2MWとしていたが、その後、現在の事業規模へと引き上げた。

愛知県の渥美半島では、すでに複数の風力発電所が稼働している。日本風力開発が2006年に運転開始した「渥美風力発電所」、グリーンパワーインベストメントの「渥美グリーンパワー渥美風力発電所」、中部電力の「あつみ風力発電所」などがある。中部電力では現在、「あつみ第二風力発電所」を建設中であり、2027年11月に運転開始を予定している。

1999年設立の日本風力開発は、国内の風力発電所37件・計605.4MWの開発実績を持つ。また、青森県横浜町の「むつ横浜風力発電事業」、北海道の寿都町、島牧村、黒松内町の「(仮称)月越原野風力発電事業」など、複数の案件を開発中である。同社は2015年に米国の投資ファンドBain Capitalに買収され、その後2024年にはインフロニア・ホールディングスに買収され、同社の傘下に入った。

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