
(画像:スターシーズ)
スターシーズは10月28日、ウィンテックが開発中の約1.9MW「茨城県稲敷郡阿見町大字阿見第二2MW蓄電所」の取得を決議したと発表した。取得価額は、取得先の意向により公表されていない。
取得するのは、蓄電所用地の地上権と設備、系統接続権である。契約締結は2026年10月29日の予定で、地上権は12月に設定する。工事は2027年4月に完了し、同年7月に系統連系する計画だ。
スターシーズはファッション販売を手掛けてきた企業で、2025年に日本エネルギー総合システムから初の系統用蓄電所案件を取得し、同事業に参入した。同社の有価証券報告書によると、2026年2月期には系統用蓄電所事業が最も利益を上げるセグメントとなり、売上高22億3,000万円に対し4億7,700万円の利益を計上した。
同社は2026年6月、系統用蓄電所事業の拡大へ向けて新株予約権の発行を発表した。さらに、同年8月には不動産クラウドファンディングを運営するホーネットと、系統用蓄電所を含む次世代インフラの開発および資金調達で協業する基本合意書を締結した。
取得先のウィンテックは、主に太陽光発電設備の販売のほか、EPC(設計・調達・建設)や開発事業を手掛けている。経済産業省の事業計画認定情報によると、同社は2026年9月末時点で、FIT太陽光発電所を39件・合計出力2.0MWを保有している。