
(画像:原子力規制委員会)
関西電力は11月4日、福井県の電気出力826MW「美浜発電所」3号機が定期検査を終了し、同日15時に運転を再開したと発表した。
美浜原発3号機は6月16日に定期検査を開始し、9月12日に原子炉を起動、同月15日から調整運転に入っていた。
ところが調整運転中の9月18日、高圧給水加熱器まわりの配管の保温材から水の滴下が見つかり、原子炉を手動停止した。その後、10月10日に原子炉を再起動し、同日から調整運転を再開していた。
今回の運転再開により、関西電力で運転中の原子炉は、美浜原発3号機、高浜原発1・2・4号機、大飯原発4号機の5基となった。
関西電力ではこのほか、870MW「高浜発電所」3号機と1,180MW「大飯発電所」3号機が定期検査のため停止している。高浜原発3号機は2026年12月上旬に運転を再開する見込みだ。
大飯原発3号機は8月8日、発電機の「界磁喪失」の警報が発信され、発電機と原子炉が自動停止した。当初は同年12月下旬に調整運転を開始し、翌月下旬に運転を再開する予定だったが、再発防止のための工事に時間を要することから工程を見直した。2027年1月下旬に調整運転を開始し、2月16日に商業運転を再開する見込みだ。