関西電力、大飯原発3号機を2027年1月下旬に調整運転開始へ、定期検査工程の変更

2026年11月2日
大飯原発3号機は8月に発電機が自動停止
(画像:藤谷良秀, CC BY-SA 4.0)

関西電力は10月29日、福井県の電気出力1,180MW「大飯発電所」3号機の定期検査工程について、2027年1月下旬に調整運転を開始する予定だと発表した。

同社によると、当初は2026年12月下旬に調整運転を開始し、翌月下旬に本格運転を再開する計画だった。しかし10月5日に定期検査を開始した時点では、8月の自動停止を受けて、今後の工程を未定としていた。

大飯原発3号機では8月8日、発電機の「界磁喪失」警報が発信し、発電機と原子炉が自動停止した。この警報は、発電機内の磁界が失われた際に発信されるものである。同社は原因調査を踏まえ、励磁機の取り替えなどの対策を実施する。作業工程を精査した結果、運転再開の見通しが立ったとしている。

関西電力は、原子炉7基・計6,580MWを再稼働させている。同社によると、このうち826MW「美浜発電所」3号機は、蒸気漏れを受けて予定を前倒しして6月16日から定期検査に入った。9月18日には配管からの水漏れで手動停止したが、10月10日に調整運転を再開し、11月4日に本格運転を再開する予定だ。

再稼働した原子炉のうち現在停止しているのは、大飯原発3号機と870MW「高浜発電所」3号機の2基である。高浜原発3号機は4月7日から定期検査に入っており、11月上旬に原子炉を再起動し、12月上旬に本格運転を再開する計画だ。残る高浜原発1・2・4号機と大飯原発4号機の4基は運転中である。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルダーや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所・コーポレートPPAの詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所・コーポレートPPAの詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。