コスモエコパワー、長崎県佐世保市および佐々町で最大34.4MW陸上風力の環境影響評価準備書を公表

2026年10月16日
コスモエコパワーは2031年2月の運開を目指す

コスモエコパワーは10月16日、長崎県佐世保市および佐々町で計画する最大出力34.4MW「(仮称)佐世保市鹿町町風力発電所設置計画」の環境影響評価準備書を公表した。縦覧期間は、2026年10月16日~11月30日。

事業実施区域は約120haで、4.3MWの風力タービンを8基設置する。系統連系出力の上限を超える場合は、出力制御により33.6MWに調整するとしている。2028年7月に着工し、2031年2月の運転開始を目指す。

環境影響評価手続きは、ウエストエネルギーソリューションが2020年5月に開始した。「配慮書」段階では、3~4MW級の風力タービンを8~11基設置し、最大出力を44MWとする計画だった。その後、2021年1月に「方法書」を提出し、2024年11月にコスモエコパワーのSPC(特別目的会社)である佐世保市鹿町町風力発電が事業を承継した。

計画地周辺では、土木工事業や風力発電開発事業を手掛ける株式会社高谷のSPCが保有する最大1.9MW「田平風力発電所」が2007年から、西日本プラント工業のSPCが保有する最大12MW「鷲尾岳風力発電所」が2011年から稼働している。なお、事業実施区域では電源開発グループの最大15MW「長崎鹿町ウィンドファーム」が稼働していたが、2024年9月に撤去工事を完了している。

コスモエコパワーは、国内で稼働中の陸上風力19ヵ所・計346.2MWのほか、洋上風力2ヵ所・計138.6MWにも参画している。2026年3月には、北海道島牧村、黒松内町および寿都町で計画する最大215MW「(仮称)島牧・黒松内第二ウィンドファーム事業」の「配慮書」を提出するなど、環境影響評価手続き中の案件も複数手掛けている。

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