
(画像:アイ・グリッド・ソリューションズ)
東急不動産とアイ・グリッド・ソリューションズ(以下、アイ・グリッド)は8月7日、両社の第2号ファンドとなる「TLC VPP 2 合同会社」を設立したと発表した。屋根設置太陽光によるオンサイトPPA事業の協業拡大が目的で、東急不動産の出資額は約100億円となる見通しだ。
アイ・グリッドが開発した太陽光発電所を同ファンドへ順次組み入れ、取得と保有を進める。両社は2023年7月に太陽光PPAの共同開発に関する業務提携基本合意書を締結し、同年8月には東急不動産がアイ・グリッドに資本参加した。2023年11月に第1号ファンド「TLC VPP 合同会社」を設立している。
第1号ファンドの組み入れ実績は、2026年6月末時点で約73MWに達した。3年間で100MWとする当初目標の達成に向けて推移している。
この実績を踏まえ、両社が2025年10月に合意した、2026年以降の3年間で新たに200MWを開発する目標に向けて、今回のファンドを設立した。第2号ファンドを含めると東急不動産の出資額は300億円となり、開発目標は合計300MWとなる。このスキームにより、アイ・グリッドは外部資本を活用し、オンサイトPPA案件の開発ノウハウを生かした事業規模の拡大を図る。
アイ・グリッドは、2017年にオンサイトPPAの提供を開始した。2026年3月末時点で、1,410ヵ所・合計約357MWの太陽光発電所を開発している。2026年7月29日には東京証券取引所グロース市場へ上場し、主力事業のさらなる成長に向けて資金を調達した。
東急不動産は2014年に再エネ事業へ参入した。2026年6月末時点で、開発中および稼働中の案件は合計173件・合計出力2,082MWに及ぶ。2025年には、再エネ事業を手掛けるリエネ・エナジー(旧リニューアブル・ジャパン)を買収し、エネルギー事業の拡大を進めている。