双日、和歌山市で29.9MW/ACの太陽光発電所を計画、2027年12月運転開始を目指す

2025年11月30日
発電事業計画の縦覧期間は1ヵ月間である
(画像:双日ミライパワー)

双日は11月14日、完全子会社のSPC(特別目的会社)である未来創電加太を通じ、和歌山県の「和歌山市加太太陽光発電所」(出力:44.2MW/DC、29.9MW/AC)を建設する計画を同県の条例に基づき公表した。

和歌山県では、太陽光発電事業の計画策定時に自治体や地域住民への説明が義務づけられており、11月14日〜12月15日の期間で事業計画の縦覧および意見募集が実施されている。

公開資料によると、未来創電加太は知事の認定など必要な許認可を取得し次第、建設工事に着手し、2027年12月1日の運転開始を目指している。本案件はFITの認定を受けていないため、電力はコーポレートPPAを通じて売電される可能性が高い。

発電所のEPC(設計・調達・建設)は、京セラコミュニケーションシステムが担当し、Trina Solar製の太陽光パネル655Wを合計67,440枚設置する計画だ。

今回の計画は、双日がこれまで開発してきた特別高圧の太陽光発電所に続くもの。同社は、これまで鹿児島県の「指宿山川太陽光発電所」(出力:17.6MW/DC、14MW/AC)や、岩手県の「久慈侍浜太陽光発電所」(出力:12MW/DC、8.5MW/AC)などを完全子会社の双日ミライパワーを通じて運営している(一部または全部をみずほリースが出資)。

双日は2009年に太陽光発電事業に参入し、国内外で合計約2GW(2025年5月時点)の再エネ発電所の開発・運営に携わってきた。大規模案件では、2023年に関西電力・JR西日本と、国内最大級のオフサイトPPA(出力:75MW/DC、50MW/AC)を締結している。

また、同社はメガソーラーの建設が困難な土地を活用した小規模分散型の低圧太陽光発電所の開発にも注力しており、2025年には関西電力・大阪チタニウムテクノロジーズとオフサイトPPA(出力:20MW/DC、10MW/AC)を締結するなど、2026年度までに国内3,000ヵ所への拡大を目指している。

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