前田建設、長野で1.9MW/8.5MWh系統用蓄電所を建設へ、アグリゲーションは東芝ESSが担当

2026年1月16日
前田建設と東芝ESSは、今後も協業を進めていく予定

前田建設工業(以下、「前田建設」)は1月14日、社名非公表のSPC(特別目的会社)を通じて、長野県小海町に「小海えんとふ高圧蓄電所」(1.9MW/8.5MWh)を建設すると発表した。

同蓄電所は中部エリアに位置し、2026年7月の運転開始を予定している。同社は本事業への出資に加え、EPC(設計・調達・建設)も担う。運転開始後のアグリゲーションは、東芝エネルギーシステムズ(以下、「東芝ESS」)が担当する。

前田建設と東芝ESSは、蓄電所の運営ノウハウや需要予測技術など、それぞれの強みを生かし、今後、全国で10数ヵ所の系統用蓄電所事業の展開を予定している。

前田建設は2025年2月、「青森三戸郡蓄電所」(1.9MW/8.0MWh)の案件においてRSアセットアドバイザーズとの共同開発を発表し、系統用蓄電所事業への参入を果たした。この動きは、それぞれの持株会社であるRSホールディングスとインフロニア・ホールディングスが2024年9月に締結した提携契約に基づくもの。同契約は、系統用蓄電所事業における連携を目的としている。青森三戸郡蓄電所は2026年8月の稼働開始を予定している。

また、前田建設は、長野県御代田町で「御代田町高圧蓄電所」(1.9MW/8.2MWh)の建設計画を進めているほか、建設通信新聞が報じた内容によると、2026年1月、同社の完全子会社として設立されたSPCのINF蓄電所2号を通じて、岐阜県で「各務原中岩地高圧蓄電所」の建設を完了した。

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