
九州電力は10月23日、定期検査中であった佐賀県の電気出力1,180MW「玄海原子力発電所」3号機について、2026年10月27日に原子炉を起動し、10月29日に発電を再開する予定だと発表した。11月25日には総合負荷性能検査を終え、通常運転に復帰する計画である。
今回の定期検査では、原子炉本体をはじめ、核燃料物質の取扱施設と貯蔵施設、原子炉冷却系統施設などを対象にしている。実施した主な工事は、燃料集合体の一部交換や原子炉安全保護シーケンス盤の更新工事などだ。
同機は2026年6月30日から定期検査のため発電を停止していた。原子炉停止中に実施する所定の検査が概ね終了したことから、原子炉を起動して臨界に到達させた後、発電を再開する。発電再開後は、出力を段階的に引き上げながら各設備の機能を確認する調整運転を実施する。
九州電力が運転する原子炉のうち、1,180MW玄海原発4号機と各890MWの「川内原子力発電所」1・2号機は、いずれも通常運転を継続している。玄海原発4号機は2026年11月、川内原発1号機は2027年2月、同2号機は同年5月に、それぞれ次回の定期検査を開始する予定だ。