
タカ・クリエイトは10月15日、岩手県盛岡市で計画する最大出力46.8MWの陸上風力「盛岡簗川風力発電事業」の環境影響評価準備書を、関係機関に提出した。縦覧期間は、2026年10月16日~11月16日。
同事業では、約540haの事業実施区域に出力4.26MWの風力タービンを11基設置する計画だ。2028年に工事を開始し、2031年4月の運転開始を予定している。
「環境影響評価法」では、最大出力37.5MW以上50MW未満の風力発電は第二種事業に当たり、手続きの初期段階である「配慮書」の提出は不要とされる。同社は2023年に「方法書」を提出しており、当時は事業実施区域を約627haとしていた。「準備書」では、岩手県知事の意見を受けて宮古市の区界高原鳥獣保護区などを考慮し、区域を縮小した。一方、計画出力は46.2MWから660kW引き上げている。
計画地周辺では、コスモエコパワーが2019年4月、盛岡市の姫神山南部の山麓で最大18MW「姫神ウィンドパーク」の運転を開始している。グリーンパワーインベストメントも周辺で2件の環境影響評価手続きを進めている。盛岡市、葛巻町、岩泉町にまたがる最大140MW「(仮称)薮川地区風力発電事業」は「方法書」段階、宮古市と岩泉町周辺の最大199.5MW「(仮称)宮古岩泉風力発電事業」は「準備書」段階にある。
タカ・クリエイトは、盛岡簗川風力発電事業のほか、最大46.2MW「岩手九戸風力発電事業」も開発している。同事業については、2023年に「方法書」を提出している。