
(画像:UACJ)
アルミニウム総合メーカーのUACJは10月26日、北陸電力ビズ・エナジーソリューション(以下「北電BEST」)と太陽光を活用したオフサイトPPAを締結したと発表した。
本PPAでは、北電BESTが福井県坂井市に開発した出力約7.4MWdc/5.0MWacの太陽光発電所から、約4.2kmの自営線を通じてUACJ福井製造所に電力を供給する。供給開始は11月1日の予定で、契約期間は20年間。年間発電量は8.5GWhを見込む。
同発電所は約7.5haの敷地に建設され、出力645Wの太陽光パネルを11,520枚設置した。パネルの架台にはUACJの再生アルミ材が使用されており、発電所の撤去時には同社が再びリサイクルする予定だ。
今回の発電所は、北電BESTが開発する自営線を介したオフサイト型太陽光として最大で、北陸電力グループの自家消費型太陽光としても最大となる。北電BESTのPPAサービス向け太陽光発電所は、2026年6月時点で建設中を含め136件・計約82MWdcに上る。同社はこれまでに、東レとの5MWの地上設置型オンサイトPPAや、アイシン軽金属との2.6MWのオフサイトPPAなども手掛けている。
自営線は、北電BESTが自ら敷設し維持管理する。これを活用すれば、工場敷地外の発電所から送電網を介さずに電力を直接供給できる。需要家にとっては、敷地外の土地を利用しながら、オンサイトPPAに近い形で再エネ電力を調達できる仕組みとなる。