
(画像:TAOKE ENERGY)
TAOKE ENERGYは9月28日、SPC(特別目的会社)のPP7号を通じて、兵庫県、福島県、熊本県、鳥取県の4ヵ所で各2MW/8MWhの系統用蓄電所の運転を開始したと発表した。
受電開始日は、「兵庫県神戸市2MW蓄電所」「福島県須賀川市2MW蓄電所」「熊本県菊池市2MW蓄電所」の3ヵ所が9月18日、「鳥取県鳥取市2MW蓄電所」が9月24日である。アグリゲーターはいずれも、同社のグループ会社であるパワープールが担う。
PP7号は、事業主体となる合同会社に投資家が匿名組合を通じて出資する「GK-TKスキーム」を活用している。JALCOホールディングスは9月14日、同SPCとの匿名組合契約を締結したと発表した。匿名組合員として24.5%を出資し、今後の事業から収益配分を受ける。その他の出資者は公表されていない。同社によると、今回の4案件は2027年初頭から順次、需給調整市場に参入する予定である。
エネハブの系統用蓄電所データベースによると、同SPCは今回の4案件に加え、新潟県村上市と岡山県和気町で各2MW/8MWhの蓄電所2ヵ所を建設中である。TAOKE ENERGYは、これら6案件のアセットマネジメントおよびO&M(運用・保守)を担う。
パワープールは2026年2月、同様のスキームのSPCとしてジャパンパワーストレージ1を設立し、完全子会社のPOWER POOL6号が保有していた蓄電所6件を同SPCに事業譲渡している。ジャパンパワーストレージ1への出資比率は、JALCOホールディングスが同じく24.5%、TAOKE ENERGYが20%、クラダシが約13.3%である。
ウエストホールディングスなど、ほかの高圧の系統用蓄電所事業者も、同分野に関心を持つ投資家から出資を募るため、私募ファンドを立ち上げている。