
(画像:STT GDC)
シンガポールのデータセンター(DC)事業者であるST Telemedia Global Data Centres(以下、STT GDC)傘下のSTT GDC Japanは10月27日、930億円のグリーンローンを組成したと発表した。千葉県印西市にあるDCキャンパスの設備整備および運営に充てる。
本資金調達では、英・Standard Chartered銀行がリード・コーディネーターを務め、みずほ銀行、シンガポールのOCBC(Oversea-Chinese Banking Corporation)銀行と(United Overseas Bank)銀行、仏・Société Générale銀行が参加した。このうち、Standard Chartered銀行とSociété Générale銀行は、グリーンローン・コーディネーターも務めている。
グッドマンビジネスパーク内にある同キャンパスは、合計70.8MWのIT容量を備える。STT GDCが日本で初めて運転を開始したIT容量32MW「STTGDC TYO1」と、開発中の38MW「STTGDC TYO2」で構成される。
STT GDC Japanによると、TYO1は稼働開始以降、スコープ1、2の排出量についてカーボンニュートラルな運営を維持しており、再エネの調達にも取り組んでいる。
STT GDCはこれまでに、シンガポールでSembcorp Powerと最大100MWのPPAを締結している。インドでは子会社のSTT GDC IndiaがCleanMaxと計130MW超のPPAを結んでいる。一方、日本国内でのPPAは、現時点で発表されていない。