JR九州と住友商事グループの合弁会社、熊本県熊本市で6.3MWh系統用蓄電所、でんきの駅富合を完工

2026年2月26日
鉄道沿線地を活用した蓄電所開発を進める
(画像:住友商事)

九州旅客鉄道(以下、JR九州)と住友商事は2月13日、熊本県熊本市の系統用蓄電所「でんきの駅富合」(1.5MW/6.3MWh)を1月30日に完工したと発表した。2026年3月の運用開始を予定している。

同案件は両社の共同事業としては第2号案件となる。JR九州、住友商事グループのBSホールディングス、住友商事九州の3社が出資するでんきの駅が運営。九州新幹線の高架脇に設置され、国内企業製の蓄電システムを採用した。需給調整市場および容量市場への参入を予定している。

でんきの駅は2023年4月に設立され、JR九州が管理する鉄道沿線の遊休地を活用した蓄電所開発を進めている。2024年には第1号案件「でんきの駅川尻」を建設し、各電力市場での運用を開始した。

なお、同蓄電所は経済産業省の2022年度補正予算「再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金(系統用蓄電システム・水電解装置導入支援事業)」の採択を受けている。同社は今後、長崎県内において10MW級の蓄電所開発も計画している。

九州エリアでは2025年度に約1TWhの再エネが出力制御される見通しで、今後は再エネの導入状況や電力需給を踏まえ、開発計画を進める方針だ。

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