
(画像:JFEエンジニアリング)
JFEエンジニアリングは6月1日、岡山県にある自社の笠岡モノパイル製作所に、完全子会社のアーバンエナジーが提供する太陽光発電オンサイトPPAサービスを導入し、同日に運用を開始したと発表した。
発電設備は屋根設置型で、出力は5.3MW、年間発電量は6.4GWh。設置から保守までの業務はアーバンエナジーが担う。EPC(設計・調達・建設)は、JFEエンジニアリングの完全子会社JFEテクノスが担当した。
同サービスを利用することで初期費用の負担なく、20年間電力コストを一定に保つことができる。また、余剰電力は、隣接するJFEスチールの西日本製鉄所に融通する。これにより、単独で導入する場合と比較して約1.2MW分の太陽光発電設備の増設が可能となる。
笠岡モノパイル製作所は、洋上風力発電の基礎構造物であるモノパイルを製造する日本唯一の拠点だ。本取り組みは、太陽光発電由来の電力を活用し、洋上風力発電設備に関連する構造物を製造する点で「再エネが再エネを生む循環」となる。
アーバンエナジーは、JFEグループのJFEスチール知多製造所に対しても同様のサービスを提供。2026年3月には発電設備を追加し、出力を約8MWから約9MWに拡大した。同社の太陽光発電コーポレートPPAサービスは、2021年度から提供を開始し、これまでに累計100MW超の発電設備を導入している。
JFEテクノスは、太陽光発電設備のEPCにおいて25年以上にわたり多くの案件を担当。これまで全国で、累計678MWの施行実績を有している。
JFEエンジニアリングは、今回の取り組みは鶴見製作所に続くもので、事業活動のゼロエミッション化の一環と説明している。今後は、その他の自社拠点においても、同サービスや再エネ由来の電力活用を推進する計画だ。