
JERA Crossは2月19日、系統用蓄電所事業者を対象に、事業性評価から運用・需給最適化までを一気通貫で支援する蓄電池運用代行サービスを2月より開始したと発表した。
本サービスは、①最適な充放電制御、②市場取引・電力供給、③事業者の実務運用代行、④事業性評価から構成されている。初期検討から運用開始後の改善までを包括的にサポートする。
アグリゲーターとして、蓄電池の仕様に応じた充放電指令・制御機能を提供するほか、各電力市場での取引を最適化する。また、託送料やインバランス管理などの運用実務を代行する。さらには、収益シミュレーションとリスク分析も支援する。
料金体系は、固定料金型とレベニューシェア型(収益分配型)の2種類。収益分配型の複数年契約では、事業収益の約5~10%を目安とする。対象は特別高圧・高圧規模の事業者で、全国9電力エリアに対応。2050年までの長期市場予測にも対応して支援する。
JERA Crossは、2023年4月にJERAが設立したGX(グリーントランスフォーメーション)推進のための完全子会社である。これまで、Google、三菱倉庫、ベイカレントなどと太陽光発電所由来のバーチャルPPAを締結しており、同電源のアグリゲーションにも取り組む。再エネの導入拡大に伴い、電力供給の変動性が高まるなか、同社は蓄電所のアグリゲーションサービスを提供することで、電力価値の最大化を目指す。