JERA主導、洋上風力第3ラウンド落札の青森県沖615MW案件、環境影響評価準備書を公表

2026年2月23日
2030年6月の運転開始を目指す

JERAグリーンパワーインベストメント(以下、GPI)、東北電力の合弁会社であるつがるオフショアエナジーは2月9日、洋上風力第3ラウンドの公募で「青森県沖日本海(南側)」を落札した「津軽洋上風力発電事業」(出力:最大615MW)について、環境影響評価準備書を経済産業大臣と関係行政機関に提出した。縦覧期間は、2026年2月10日〜3月12日。

同事業は、青森県つがる市と鯵ヶ沢町の沖合に位置し、事業実施区域の面積は約7632ha。Siemens Gamesa製15MWの風力タービンを41基設置し、最大615MWの出力を見込む。洋上風力工事は2028年4月に着工予定で、2030年6月30日の商業運転開始を目指している。

GPIは、2018年1月に本事業の「配慮書」、同年8月に「方法書」を提出した。その後、2023年に再エネ海域利用法に基づく促進区域の指定を受け、出力を配慮書時点の480MWから600MWへ変更した。出力が10%以上増加したため、環境影響評価法に基づき2024年12月に方法書の再手続きを実施した。2025年11月には、GPIよりつがるオフショアエナジーへ事業を承継している。

計画地周辺では複数の洋上風力発電事業の環境影響評価手続きが進んでいる。一例として、日本風力開発の「(仮称)つがる西洋上風力発電事業」や青森西北沖洋上風力の「(仮称)青森西きた沖洋上風力発電事業」、鯵ヶ沢洋上風力発電の「(仮称)鯵ヶ沢洋上風力発電事業」がそれぞれ「方法書」手続きを終えている。

洋上風力第3ラウンドでは2案件が落札されており、「山形県遊佐町沖」では丸紅関西電力、英BPの子会社であるBP Iota、東京ガス、丸高からなる山形遊佐洋上風力が450MWを落札した。両事業ともFIP価格は3円/kWh。

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