
ポルトガルの電力大手EDP Renewablesは5月28日、グループ会社のEDP Renewables APAC(以下、EDPR APAC)を通じて福島県福島市に新設した出力44MWdc/35MWacの「NW福島CC太陽光発電所」の運転を開始したと発表した。
同発電所は、2025年1月に公表されたAmazonとのPPAに基づき運営され、需給調整はエンジー・エナジー・マーケティング・ジャパンが担う。年間発電量は48GWh以上を見込んでおり、当初は2025年第3四半期から電力供給を開始する計画だった。
事業地は、2019年に閉鎖された福島カントリークラブの跡地を活用して開発。約60haの敷地に、6万3,000枚の太陽光パネルを設置している。
環境影響評価書の確定通知は、2022年6月に受領していた。当初、本事業はゴルフ場事業や太陽光発電事業などを手掛けるノザワワールドが開発を進めていたが、同年12月23日付で、EDPR APACの子会社であるEDPR JAPANが代表社員を務めるSPC(特別目的会社)のNW-3に事業承継された。
EDP Renewables APACは、日本国内で500MWdcを超える太陽光発電容量の開発を目指すとともに、蓄電所事業への展開も進める。2026年4月には、宮城県で「本吉太陽光発電所」を開発中であることを公表。大手IT企業とのPPAを前提に、2028年初頭の運転開始を目標としている。