10月31日~11月6日JEPXスポット価格、週間平均23.67円/kWhで4週ぶり下落

2026年11月6日

日本卸電力取引所(JEPX)によると、10月31日~11月6日のスポット市場のシステムプライス週間平均は23.67円/kWhとなり、前週比4.38円安と4週ぶりに下落した。前週の28.05円/kWhは過去52週で最高だったが、今週も同期間で3番目に高い水準にある。週間取引量は約6.8TWhで、前週の約6.9TWhから約1%減少した。

日平均は、10月31日(土)が18.37円/kWh、11月1日(日)が17.20円/kWhと10円台後半にとどまった。2日(月)は30.09円/kWh、5日(木)は30.81円/kWhと30円台に上昇し、5日が週内の最高となった。前週の同じ曜日を上回ったのは、4日(水)と5日の2日間のみだった。

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週間最高値は50.00円/kWhで、2日13:00~13:30の東京エリアと、同日19:00~19:30の北海道エリアで、それぞれ1コマ記録した。東京エリアが最高値をつけたコマでは、中部・北陸・関西が46.06円/kWh、北海道・東北が37.00円/kWhだった一方、中国・九州は10.19円/kWh、四国は8.40円/kWhにとどまり、関西と中国の間で35.87円の値差が生じた。北海道エリアが最高値をつけたコマでは、東北・東京は36.05円/kWhで、北海道エリアだけが50.00円/kWhまで上昇した。

一方、週間最安値は0.01円/kWhで、東京を除く8エリアで記録した。中心となったのは中国・四国・九州で、10月31日、11月1日、3日(火・祝)の日中にいずれも10コマ以上連続し、最長は四国の1日8:30~15:30の14コマ連続だった。九州では平日の6日(金)にも7コマ連続で記録した。その他の5エリアでは、10月31日と1日の日中に限られた。

エリアプライスの週平均は、東京が30.06円/kWh、中部が28.69円/kWhで、いずれも前週から下落したものの、30円前後の水準を維持した。一方、関西は17.83円/kWhと前週比6.62円安となり、中国・四国・九州は12~13円台にとどまった。東京と関西の値差は、前週の8.90円から12.23円に拡大した。

東京・中部の週平均を押し上げたのは夜間の価格である。夜間(22:00~翌6:00)の週平均は、東京が29.44円/kWhで前週比1.29円安、中部が29.75円/kWhで同0.91円高と、週平均とほぼ同じ水準で推移した。同じ時間帯の関西は15.06円/kWhで、東京・中部の半分程度だった。

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11月7日以降は、北海道で降雪が予想される日もあり、寒さが本格化する見通しだ。本州でも最低気温が10度を下回る日が予想され、早朝や夜間を中心に暖房需要が立ち上がる可能性がある。需要が増加すれば、今週すでに高値で推移している東京・中部の夜間価格をさらに押し上げる要因となり得る。

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