タクマ、栃木県の7.1MW佐野バイオマス発電所の建設工事を受注、関西電力などが出資

2026年2月25日
関西電力が参画する初の小規模バイオマス発電所
(画像:関西電力)

タクマは2月20日、栃木県佐野市で計画しているバイオマス発電の「佐野発電所」(出力:7.1MW)について、建設工事を受注したと発表した。運転開始は2028年9月を予定している。

同発電所の事業主体は、合同会社佐野バイオマス発電。関東地方の一般木材、未利用間伐材等を燃料とする木質専焼のバイオマス発電所だ。敷地は約20,000㎡で、年間発電量は約57GWhを見込んでいる。なお、日経BPによると、燃料の木質チップの年間使用量は約8万tだとしている。

タクマはエネルギープラントのほかに、一般廃棄物処理プラントや水処理プラントの設計・建設・メンテナンスを手掛けている。バイオマス発電プラントの分野では650基以上の納入実績があり、FIT開始以降の納入件数は業界トップである。

佐野バイオマス発電は、バイオマス燃料の輸入・製造・販売を事業とするバイオマス・フューエルが2025年に設立。その後、関西電力ビーエイブル、那須建設が共同出資し、栃木県佐野市におけるバイオマス発電事業に参画した。

佐野バイオマス発電の出資比率は、関西電力が49.0%、ビーエイブルが19.9%、バイオマス・フューエルが18.0%、那須建設が13.1%である。

関西電力が45%以上を出資するバイオマス発電所は、これまでに福岡県の「かんだ発電所」、「福島いわきバイオマス発電所」、兵庫県の「相生バイオマス発電所」などがあるが、小規模発電所は本件が初となる。

佐野バイオマス発電は2025年12月に、東京地下鉄とバーチャルPPAを締結している。これにより、東京メトロの環境価値の調達は計画分も含め、合計約119.3GWhに相当する。なお、本契約は同社初となるバイオマス発電を対象としたバーチャルPPAとなる。

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