クラダシ、系統用蓄電所事業向けに6億円を匿名組合出資、6件開発へ

2026年2月25日
自社運営に加え、ファンド出資で運用規模の拡大を狙う

クラダシは2月12日、系統用蓄電所事業を行うSPC(特別目的会社)のジャパンパワーストレージ1に対し、匿名組合出資を行うことを決議したと発表した。同SPCが開発を予定している6件の案件に、総額6億円を出資する。

出資は2月23日に実行される予定で、出資比率は13.37%となる。

クラダシは、2024年8月に発表した2025年6月〜2027年6月期の中期経営計画で、系統用蓄電所事業を中長期的な成長機会であるとしている。2024年12月に系統用蓄電所事業への参入検討を開始し、2025年1月には事業開始を正式に決定した。また、同年8月には4件の蓄電所への投資計画を取締役会で決議した。第1号案件である「栃木小山蓄電所」は2025年4月に完成し、卸電力市場および需給調整市場に参加している。

さらに、2025年11月には辻・本郷スマートアセットと系統用蓄電所の共同開発・運用に向けて基本合意した。SPCを設立し、2年以内に5件以上の開発を予定している。あわせて蓄電所ファンドの組成も検討するとしていたが、ジャパンパワーストレージ1が同構想に基づくものかどうかは明らかにされていない。

クラダシは自社で蓄電所を運営するほか、ファンドへの出資を組み合わせることで、単独の投資では実現できないスピードで運用規模の拡大を目指すとしている。

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