容量市場で初の追加入札、北海道・東京・九州で約定総容量1.3GWを超える

2024年7月14日
3つのエリアのうち、北海道が最も高いエリアプライスを記録した (出典画像: 北海道電力)

7月10日、電力広域的運営推進機関(OCCTO) は、容量市場で初めて開催された追加オークション(実需給は2025年度)の入札結果を公表した。

容量市場では、4年後の供給力確保のために開催されるメインオークションで一定の供給力を確保した後、実需給の前年度に改めて供給力不足(調達オークション)や供給力の余剰(リリースオークション)が見込まれる場合に限って、追加オークションが開催される。

容量市場は2020年度に開設(実需給は2024年度)され、今回初めて開催された追加オークションは市場開設後2年目を迎えた、2021年度のメインオークション(実需給は2025年度)で落札された容量を調整するためである。供給信頼度が不足した北海道・東京・九州が追加オークションの対象となり、3つのエリアの約定総容量は1.33GWだった。

2024年度の追加オークションの結果は以下の通りである。電源を落札した事業者は合計18社にのぼった。

エリアエリアプライス約定容量
北海道13,761円/kW584,890 kW
東京3,495円/kW295,081 kW
九州5,029円/kW453,361 kW

北海道と九州で電源を落札した主な事業者は、それぞれのエリアの大手電力会社であり、北海道では北海道電力が計560MW、九州では九州電力が計365MWを落札した。エネルエックス・ジャパンは、計215MWのうち3分の2以上を東京エリアで落札したと推測され、大手電力会社2社に次いで3番目に高い容量を落札した。その他の落札者は、平均して15MW以下の容量を落札したことになる。

2021年度に実施されたメインオークションと合わせると容量市場を通じて確保された2025年度の容量は、沖縄を除く9つのエリアで161.45GWである。

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