
エネルギーパワーは10月15日、SPC(特別目的会社)の三重霞メガパワーを通じ、三重県四日市市で開発中の約1.9MW/7.5MWh「三重霞メガパワー蓄電所」を取得すると発表した。取得価額は税抜で約6億5,300万円である。
同蓄電所は約1,000m²の用地に建設し、工事はイースト・エンジニアリングが担当する。2026年10月に着工し、2027年5月に工事完了と引き渡しを予定している。2027年8月期中に商業運転を開始し、需給調整市場などでの取引に活用する計画だ。
取得資金のうち5億7,000万円は、三重霞メガパワーが日本政策金融公庫から借り入れる。借入期間は15年間、金利は年4.0%で、2026年10月30日に借入を実行する予定だ。借入は無担保で、エネルギーパワーが連帯保証人となる。残りの資金は同社が貸し付ける。
エネルギーパワーは2024年11月に系統用蓄電所事業の事業化を決定し、これまでに兵庫県内の3案件と和歌山県内の2案件の取得を発表している。和歌山県湯浅町の案件では、資産を売却した後に賃借して使い続けるMUFG ファイナンス&リーシングとのセール&リースバック方式を採用した。
今後取得する系統用蓄電所については、案件ごとにSPCを設立し、設備を保有および運営する方針だ。その一環として、2026年4月に完全子会社の三重霞メガパワーと北岐阜メガパワーを設立した。北岐阜メガパワーは同年7月、約1.9MW/7.5MWh「北岐阜メガパワー蓄電所」の取得を発表している。