
(画像:安藤ハザマ)
安藤・間(以下、安藤ハザマ)は10月29日、北海道で出力3.2MWdc/1.9MWac「美唄市茶志内太陽光発電所」が9月30日に運転を開始したと発表した。
同発電所は、工場の撤退後に遊休地となっていたそらち工業団地内の5.8haの敷地に建設された。豪雪地帯にあるため、パネルの設置角度の傾斜を大きくし、パネル下の空間や列の間隔を広く確保した。さらに、雪の反射光を取り込める両面発電タイプのパネルを採用している。
本案件のアグリゲーションはSustechが担う。自社開発の分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」を活用し、発電量予測、発電計画の策定および提出、電力取引、運用実績の管理などを一貫して手掛ける。両社は道内の企業などへの電力供給も視野に入れているが、詳細は明らかにしていない。
経済産業省の事業計画認定情報と電力広域的運営推進機関の入札結果によると、ENEOSリニューアブル・エナジーが「太陽光第24回入札(2025年度第1回)」で、美唄市茶志内の3.3MWdc/2.0MWac案件をFIP価格6.2円/kWhで落札している。該当地区に同規模の認定案件は他にないことから、本発電所と同一案件である可能性が高い。
美唄市茶志内太陽光発電所は、安藤ハザマが北海道で保有する初の発電所であり、自社最大規模となる。同社は2024年、静岡県の「牧之原太陽光発電所」で発電した再エネ電力を、自己託送により静岡支店ビルへ供給開始した。2025年2月には系統用蓄電所事業へ参入したほか、太陽光のオンサイトPPA事業では少なくとも10ヵ所・計6.7MWを手掛けている。