
中部電力は10月15日、三重県津市の農業用ため池2ヵ所に、合計出力1.9MWの水上太陽光発電所を建設すると発表した。
出力901kWdc/749kWac「津小古曽池ソーラー」は2027年10月、出力1.5MWdc/1.2MWac「津箕内池ソーラー」は2028年2月に、それぞれ運転開始を予定している。年間発電量は、津小古曽池ソーラーが約1.1GWh、津箕内池ソーラーが約1.9GWhを見込む。
今回の計画は、中部電力が2025年7月に運転を開始した愛知県豊明市の2.3MWdc/1.7MWacの水上太陽光発電所に続くものである。エネハブのPPAデータベースによると、同発電所は農業用ため池に設置されており、発電した電力は、オンサイトPPAを通じて隣接する藤田医科大学と同大学病院に供給されている。
国内では、大規模な地上設置型太陽光の開発に適した用地が不足するなか、水上太陽光の導入が広がっている。OTSは2025年12月に、香川県三木町の7.8MWdc「国下池太陽光発電所」を運転開始している。また、太陽グリーンエナジーは、愛媛県松山市の農業用ため池に設置した、623kWdc/499kWac「馬木池第一水上太陽光発電所」を同月に、348.4kWdc/250kWac「馬木池第二水上太陽光発電所」を2026年1月に稼働させている。さらに、キョーラクは2026年8月、広島県大竹市にある三菱ケミカル事業所内に設置した1.9MW水上太陽光発電所の運転を開始した。