
日本風力開発は9月18日、関連会社のみなみさつま風力が鹿児島県で計画する最大出力73.1MW「(仮称)南さつま風力発電事業」について、計画段階環境配慮書を公表したと発表した。縦覧期間は、2026年9月18日~10月23日。
「配慮書」によると、約916.4haの事業実施区域に、約4.3MWの風力タービンを最大17基設置する計画だ。着工は2031年以降、運転開始は2035年以降を予定しており、建設期間は約3年を見込んでいる。
経済産業省の事業計画認定情報によると、2026年7月末時点で南さつま市内にあるFIT認定を取得した稼働中の陸上風力発電事業は3件・計18.8MWで、いずれも科戸の風が保有している。
同市では、北拓の子会社である鹿児島風力発電研究所も、2004年3月に運転を開始した17.5MW「番屋風力発電所」を運営している。同発電所はすでにFITの買取期間を終了しており、2020年7月にはリプレースに向けた環境影響評価の手続きを開始した。
インフロニア・ホールディングスの完全子会社である日本風力開発は、1999年に設立され、国内に風力発電所37ヵ所・計605.4MWの実績を持つ。このほか、北海道の最大85.4MW「(仮称)上ノ国風力発電事業」、青森県の最大37.8MW「(仮称)平内風力発電事業」、愛知県の約18MW「(仮称)田原中山風力発電事業」などで、環境影響評価の手続きを進めている。