
(画像:スマートエナジー)
KAJIWARAは、兵庫県朝来市で開発中の2MW/8MWh「兵庫朝来蓄電所」のアグリゲーション業務を、スマートエナジーの完全子会社であるスマートエナジーサーキュラーに委託した。スマートエナジーが8月17日に発表した。同蓄電所は2027年4月の運転開始を予定している。
兵庫朝来蓄電所は、KAJIWARAが初めて公表した系統用蓄電所案件となる。スマートエナジーサーキュラーは、卸電力市場、需給調整市場、容量市場を活用して運用を担う。
KAJIWARAは兵庫県姫路市を拠点に、熱交換器やプラント機器の設計や製作を手掛ける。経済産業省の事業計画認定情報によると、同社はFIT制度の対象となる太陽光発電所11ヵ所・合計7.7MWacを保有および運営している。
近年では、FIT制度による小規模な太陽光発電所を保有する企業が、2MW/8MWh規模の蓄電所を開発する事例が増えている。2026年5月には、総合建設業の美樹工業が蓄電所事業へ参入した。同社は、茨城県、兵庫県、徳島県で計6ヵ所・約10MWacのFIT案件を保有している。
スマートエナジーは、太陽光発電所を中心としたO&M(運用・保守)を主力事業とする。2026年1月時点のサービス拠点は46ヵ所で、同年8月7日にはO&M実績が全国で5.5GWに達したと発表している。
同社は2025年2月、蓄電池のO&M事業を開始した。ENEOSリニューアブル・エナジーが運営する太陽光発電所に併設された蓄電池のO&Mを通じて本格参入した。2026年3月には、アグリゲーション事業の体制構築を目的にスマートエナジーサーキュラーを設立した。