
テラ風力は7月27日、福島県で最大出力約25MWの陸上風力発電事業の持分100%を取得したと発表した。2026年第4四半期に着工し、2029年第1四半期の運転開始を目指す。
今回の取得は、宮崎県の30MW陸上風力発電事業で持分80%を取得したのに続く案件となる。これにより、同社が国内において開発中の陸上風力発電事業は376MWに拡大した。
案件の詳細は公表されていない。ただし、経済産業省の事業計画認定情報から、福島県葛尾村の「中ノ森山風力発電事業」である可能性が高い。同事業は2019年度にFIT認定を取得しており、FIT価格は19円/kWhである。計画では4.2MWの風力タービンを6基設置し、設備容量は合計25.2MW、FIT認定出力は24MWである。
同事業は環境影響評価の手続きを完了している。また、事業主体である中ノ森山風力合同会社では法人登記の変更手続きが進んでおり、代表者の変更を含む事業主体の変更が行われているとみられる。
テラ風力は、米国のインフラ投資会社Stonepeakと自然電力が、それぞれ80%と20%を出資して2024年に設立した合弁会社である。アジア太平洋地域で陸上風力発電の開発に注力しており、2030年までに運転中または建設中の案件500MWを含む、合計1,000MWの開発を目標としている。