
(画像:松尾産業)
日本テレビ系列の北日本放送(KNB)は3月18日、富山県射水市を拠点とするSHIMARSが、富山県で8MWhの系統用蓄電所の開発を完了したとKNBニュースで報じた。
報道によると、SHIMARSは富山県富山市の遊休地を利用し蓄電所を開発した。同案件は約2年前から計画され、2025年12月に完成、2026年夏頃の運転開始を予定しているという。
同蓄電所は、中国の電池メーカーGotion製のコンテナ型蓄電システムで構成。総投資額は約8億円にのぼる。蓄電所の導入支援を行った企業は公表されていないが、開発時期、設置場所、システム構成、現場の写真や映像などから、1月11日にエネハブで報じた松尾産業である可能性が高い。蓄電池の供給からシステム設計、連系手続き、施工調整、アグリゲーターとの連携までを一貫して担ったとみられる。仮に同一案件であれば、コンテナ型蓄電システム3基で構成され、合計出力は2MW/8MWh、PCSにはLS ELECTRIC製が採用されている。
SHIMARSは、富山県内で給油やメンテナンスなどを行うサービスステーション15店舗と車検整備工場を運営。2009年4月にソーラー事業部を開設した。その後、2014年8月に「婦中友坂太陽光発電所」、2019年7月に「婦中板倉太陽光発電所」ならびに区画整理事業地内に出力56kWの案件を開発している。3ヵ所の合計出力は1.7MWdc/1.5MWacで、いずれもFIT認定を受けて運転している。
本件について同社の島英輔社長は「このような蓄電所がこの先整備が進んでいくと、化石燃料に頼らず国内の電源供給が安定していくという意味で、事業に参入する価値があると考えている」と語った。