北海道電力、LNG火力の石狩湾新港発電所2・3号機の計画出力を計21.2MW増強へ

2026年3月5日
2号機は2030年度、3号機は2033年度運転開始予定
(画像:General Electric Company)

北海道電力は2月27日、北海道小樽市のLNG火力「石狩湾新港発電所」で開発予定の2・3号機について、計画出力をそれぞれ569.4MWから580MW(+10.6MW)に変更し、2号機の着工時期を2027年5月から2026年8月へ前倒しすると発表した。これは、設備仕様や工程に係る検討を進めた結果である。

2・3号機はそれぞれ、2023年度・2024年度の長期脱炭素電源オークションで落札している。運転開始時期については、2号機が2030年度、3号機が2033年度の予定である。

石狩湾新港発電所は、同社にとって初のLNG火力発電所である。1号機(出力:569.4MW)は2019年2月に運転を開始しており、2・3号機が運転を開始すると合計1,729.4MWとなる見込みだ。運転開始時点ではLNG専焼だが、将来的には水素混焼などを視野に入れている。

北海道電力は2026年1月に北海道厚真町の石炭火力「苫東厚真発電所」の隣接地にLNG火力発電所の開発を検討していることを公表している。一方で、石炭・石油火力のフェーズアウトを進めており、高経年化の進む石炭火力の「砂川発電所」3・4号機と「奈井江発電所」1・2号機については、2027年3月末の廃止が決定している

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