
宮城県を拠点に農業資材の小売業を展開するおてんとさんは2月26日、系統用蓄電所事業に本格参入すると発表した。宮城県内で5ヵ所・計66MW/264MWhの蓄電所を開発する。
蓄電所は大崎市、栗原市などに設置予定で、各2MW/8MWhの高圧案件が3ヵ所、10MW/40MWh・50MW/200MWhの特別高圧案件が各1ヵ所となる。2026年中に高圧案件2ヵ所の着工を予定している。
同社は特別高圧案件について、長期脱炭素電源オークションなどの制度活用も視野に入れているとしている。現時点では運転継続時間4時間の案件を想定している一方で、次回の同オークションでは運転継続時間6時間以上の設備が対象となる見通しだ。なお、経済産業省の補助金の活用については、現段階では具体的な言及はない。
おてんとさんはこれまでに、本社や自社店舗の屋上設置型を含む15ヵ所の低圧・高圧太陽光発電所を保有している。これらは2013~22年にかけて運転開始し、FIT制度のもとで運用している。