MIRARTHとパワーエックス、系統用蓄電所の共同開発で基本合意書を締結、トーリング契約により運用

2026年3月1日
開発案件とのトーリング契約も締結予定
(画像:パワーエックス)

MIRARTHホールディングスは2月27日、グループ会社のMIRARTHエナジーソリューションズパワーエックスが、系統用蓄電所の共同開発・運用に関する包括的な業務提携について、基本合意書を締結したと発表した。

開発期間は2026~28年までの3年間。事業面ではMIRARTHホールディングスが主体となって、案件の精査・投資実行・設備の建設管理・事業キャッシュフローの策定を行う。パワーエックスは蓄電システム「Mega Power」シリーズを供給し、トーリング契約のもとで電力運用を担う。

エネハブの取材によると、パワーエックスは本提携の対象にMIRARTHホールディングスが保有する案件と、他社へ売却予定の案件の双方が含まれる見通しだとしている。

MIRARTHホールディングスグループは2025年9月、第1号案件「MSB神奈川愛川蓄電所」の運転を開始した。同蓄電所もパワーエックスとの共同事業である。MIRARTHホールディングスの子会社と締結した、調整力の対価を固定価格で支払うトーリング契約に基づき運用されている。

パワーエックスは2025年12月期に売上高約193億円を計上。そのうち約89%は蓄電システムの販売によるものであった。また、電力小売、アグリゲーションサービス、トーリングといった電力事業も拡大している。売上高は、2024年12月期の約3.8億円から、2025年12月期には10億円超へと増加した。

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