ヴィーナ・エナジー、工場跡地に建設の31.65MW米原太陽光発電所を運転開始

2025年1月23日
同発電所はFIPとコーポレートPPAを組み合わせて収益化を目指す(画像:ヴィーナ・エナジー)

ヴィーナ・エナジーは1月21日、滋賀県米原市の「米原太陽光発電所」(31.65MW/DC、23MW/AC)の商業運転を開始したと発表した。

発表によると、関西エリアに所在する同発電所は工業跡地を活用して建設された。発電した電力は、昨年2月に締結されたコーポレートPPAを通じて三菱商事クリーンエナジーへ供給される。

また、同発電所は「太陽光第19回入札(2023年度第4回)」で、ヴィーナ・エナジーのSPC(特別目的会社)である合同会社NRE-30インベストメントが落札し、FIP(フィード・イン・プレミアム)価格は6円/kWhであった。建設にあたり、福岡銀行による53億円のグリーンローンを組成した。

ヴィーナ・エナジーによると、同社は国内で風力発電所2ヵ所と、31ヵ所の太陽光発電所(合計出力:約700MW)を保有している。風力については、現在複数の事業を開発中であるとのこと。昨年10月には茨城県に「笠間太陽光発電所」(出力:53MW)の運転を開始しており、今回の発表はそれに続くものとなった。

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