fantasista、群馬県で8.14MWhの蓄電所第一号案件を着工、2025年8月運転開始へ

2024年12月18日
群馬県太田市にて同社第一号案件の地鎮祭が執り行われた(画像:fantasista)

不動産業を手掛けるfantasistaは12月10日、同社初の系統用蓄電所となる​​「群馬太田蓄電所」(8.14MWh)を着工したと発表した。翌年8月の運転開始を予定している。

計画当初は今年4月の着工を予定していたが、蓄電池などの設備の変更により遅れが生じていた。同蓄電所は、群馬県太田市の766m2の敷地にスズカ電工が建設し、同社の連結子会社であるNC MAX WORLDの100%子会社である合同会社fantasista battery1が運営する。

土地の売買契約は昨年12月に締結し、今年8月に用地を取得した。工期については来年4月までの完工、5月末の引き渡しを予定している。6月から7月末まで試運転を行ったのち、営業運転を開始する計画である。

同社は他にも東北、東京、北陸、関西エリアの計14ヵ所において8.14MWhの蓄電所事業の用地を取得している。そのうち6ヵ所については各エリアの一般送配電事業者から系統への接続検討に関する回答を得ている。さらに新たに8ヵ所の開発を予定しており、年内の用地取得を予定している。なお、うち1ヵ所についてはすでに接続検討回答を得ているとのこと。

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