高沢産業、福岡県直方市で2.5MW/8.9MWhの系統用蓄電所を開発、2027年6月完成予定

2026年4月1日
同機の2025年度稼働実績は1日のみであった

テスホールディングス(以下、テスHD)は3月27日、連結子会社のテス・エンジニアリングが高沢産業から系統用蓄電所の設置工事を受注したと発表した。同蓄電所は福岡県直方市に建設され、出力は2.5MW/8.9MWhで、2027年6月の完成を予定している。

設備は、HUAWEI製の4,472kW蓄電池システム2基で構成され、高沢産業が運用事業者となる。納入後、テス・エンジニアリングがメンテナンスを担うほか、24時間遠隔監視を実施する予定である。

高沢グループは、2014年に初となる大規模太陽光発電所(出力:1.6MW)を長野県伊那市で開発し、これを契機に売電事業へ参入した。同太陽光発電所は、テスHDとアイビックサービスが共同で設備を開発・納入した。その後もメンテナンスを通じて両社は関係を維持している。

鉄鋼・建材商社である高沢産業は、経済産業省のデータによると、茨城県や長野県で太陽光発電所9件・合計出力6.8MWdc/5.8MWacを保有しており、いずれもFITのもとで運転している。

テスHDは持株会社としてTESSグループを統括。系統用蓄電所事業では、用地開発からファイナンス検討、EPC(設計・調達・建設)、O&M(運用・保守)までをすべて内製化している。同社は2030年までに、累積施工容量700MWの達成を中期目標として掲げている。直近では、芙蓉総合リースが保有する福岡県の太陽光発電所に併設する蓄電池や、東京センチュリーの徳島県での系統用蓄電所2案件の設置工事などを受注している。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。