
(画像:鈴与商事)
鈴与商事は3月19日、日本生命保険と総額2億円のグリーンローン契約を2月27日付で締結したと発表した。本契約は、日本生命が策定した「ニッセイ・グリーンローン・フレームワーク」に基づくものであり、環境改善効果が認められる案件を対象とした融資である。
調達資金は、鈴与商事が計画している太陽光PPAに係る太陽光発電設備の開発費用に充当する。具体的には、静岡県内の4ヵ所の工場や物流施設などの屋根に合計出力1.6MWの太陽光発電設備を設置し、PPAによって収益を得る。
発表によると、これらの案件による年間発電量は約1,889MWhを見込んでいる。なお、各PPA契約の詳細条件については開示されていない。
鈴与商事は鈴与の完全子会社で、1990年に同社の販売部門から分社化した。現在は、グループの中核を担う総合商社として、エネルギー、建材、化学品、電気機器、オフィス製品など、幅広い商材を取り扱っている。
同社は2023年4月1日に、グループに先駆け「カーボンニュートラル宣言」を表明。2050年度の目標達成に向け、グリーンボンド発行や今回のグリーンローン契約など、積極的にグリーンファイナンスを活用している。また、2024年8月には親会社の鈴与とオフサイトPPAを締結。新設の低圧太陽光発電設備20ヵ所の電力を、電源開発との合弁会社で小売電気事業者である鈴与電力を通じて供給している。
鈴与商事はこれまでにも、すかいらーくホールディングスや静清信用金庫とのオンサイトPPAを公表。そのほかにも富士山静岡空港において、東急と共同で1MW規模の野立て太陽光発電所の開発を進めている。