野村屋HD、静岡・長野・岐阜で開発中の系統用蓄電所にパワーエックスの蓄電池システム約48MWhを採用

2026年2月13日
岐阜県に導入する新製品は従来型よりも小型である

野村屋ホールディングス(以下、野村屋HD)が静岡県、長野県、岐阜県で開発を進める系統用蓄電所6ヵ所について、パワーエックスは2月9日、自社の蓄電システムを供給すると発表した。合計容量は、約48.6MWh。

静岡県の富士市、西伊豆町と長野県の上田市、佐久市、長和町には「Mega Power 2700A」(1.9MW/8.2MWh)を、岐阜県大野町には新製品「Mega Power 2500」(1.9MW/7.5MWh)を納入する。Mega Power 2700Aが20ftコンテナサイズであるのに対し、Mega Power 2500は10ftコンテナの小型モデルとなる。各拠点は2026年春以降、順次運転を開始する見込みである。

野村屋HDは2025年12月、長野県上田市で同社初となる自社保有の系統用蓄電所(2MW/8MWh)の運転を開始した。また、これまでに、高圧蓄電所を稼働可能な状態で設備を引き渡すターンキー方式で計15件(合計30MW/120MWh)を販売している。このうち3件は、今回公表された長野県内の3ヵ所と所在地が一致している。ただし、これらの情報が同一案件を指すものかどうかは現時点では明らかになっていない。

パワーエックスの広報担当者はエネハブの取材に対し、新製品「Mega Power 2500」について「野村屋HDは初期導入先の一社である」と述べ、複数受注済みであることを示唆した。なお、同製品は2026年下期に販売を開始する予定だ。

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