東電HD、柏崎刈羽原発6号機を再起動、営業運転開始は3月中旬を予定

2026年2月9日
柏崎刈羽原発6号機は1月の再起動後、不具合で停止
(画像:柏崎市)

東京電力ホールディングス(以下、東電HD)は2月9日、柏崎刈羽原子力発電所6号機(電気出力:1,400MW)の原子炉を起動した。同社が2月6日に発表した内容によると、同号機の営業運転開始は3月18日を予定している。

同社は1月21日、同機を約14年ぶりに再起動したが、制御棒の電動機制御盤の不具合により、1月23日未明に停止した。今回の見直し後の工程では、再起動後、2月16日に送電網へ接続し、一時的に発電を行う。その後、設備点検のため2月20日から同月下旬まで再び停止し、点検終了後に再起動した上で、3月18日に本格的な運転を開始する予定である。

6号機の営業運転開始は、当初計画されていた2月26日から約3週間遅れとなる見込みだ。同機は、2011年の福島第一原発事故の発生以降、同社が保有する原発としては、初めての再稼働となる。経済産業省のこれまでの見通しによると、同機の再稼働により、関東エリアの電力予備率は約2%向上するとみられる。

営業運転が再開されれば、東電HDは東北電力関西電力中国電力四国電力九州電力に続き、福島第一原発事故後に原発を再稼働させる6社目の旧一般電気事業者となる見通しだ。また、北海道電力がこれに続くとみられており、同社は2027年に原子力「泊発電所」3号機の再稼働を計画している。

東電HDは2025年10月、柏崎刈羽原発1・2号機について廃炉の検討を具体化する方針を示している。これは、6・7号機の再稼働に向けた同意を得るためであるとみられる。一方、3~5号機の扱いについては、現時点では未定としている。

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