
(画像:柏崎刈羽市)
東京電力ホールディングス(以下「東電HD」)は1月22日夜、「柏崎刈羽原子力発電所」6号機(電気出力:1.35GW)で発生した不具合について記者会見を行った。
同社は福島第一原発事故後、約14年ぶりとなる同原子炉の運転再開に向け、6号機の原子炉起動作業を進めていたが、制御棒の電動機制御盤に不具合が見つかったことから、23日未明に原子炉を停止した。原因は、現在調査中である。
起動工程中の情報公開基準では、今回の不具合は「夜間・休祭日問わず速やかに公表」することが定められている「区分I」に該当する。
東電HDによると、6号機では1月21日午後7時2分に制御棒の引き抜きを開始し、原子炉を起動したが、翌22日午前0時28分に205本ある制御棒のうち1本で制御棒操作監視系の警報が発生し、引抜操作を中断していた。
なお、6号機では1月14日にも電動機制御盤の不具合が確認されているほか、17日には、制御棒インターロック(1本の制御棒を引き抜いた状態で他の制御棒を選択すると、引き抜きを防止する機能)の試験で不具合が発生していた。ただし、稲垣所長は記者会見で、今回の不具合についてそれらとは異なる事象であると説明し、「制御盤の電気部品の交換を実施しましたが、状況が改善されませんでした。これを受けまして、プラントを一旦停止し、原因について徹底的に調査を行っていく必要があると判断しました。」と述べた。調査結果や今後の対応については、判明次第、改めて発表するとしている。