東北電力、「郷内発電所」の最大出力を12%増加、使用水量増で発電効率向上

2025年6月14日
リパワリング工事のほかに水量を増やすことで出力の増強に取り組んでいる

東北電力は6月2日、秋田県由利本荘市にある水力発電の「郷内発電所」の最大出力を従来の13.2MWから14.8MW(+1.6MW)へと12%引き上げたと発表した。

今回の増強は、水力タービンへの取水量を毎秒15m3から16.3m3に増やすことで実現したもので、設備更新を伴わずに出力の向上を達成している。

東北電力では、ダム式水力発電所において取水量の増加を通じた出力強化の取り組みを進めており、今回の郷内発電所での増強はこの手法を用いた3例目となる。

これまでには、2022年に新潟県阿賀町の「第二鹿瀬発電所」で55MWから57.2MWに、2025年5月には山形県朝日町の「上郷発電所」で15.4MWから16.2MWに出力を増強した

同社は、合計約2.5GWにのぼる水力発電所を保有しており、運転開始から50年以上を経過し老朽化している設備も多い。こうしたなか、リパワリング工事(水車・発電機等の一括更新)による高効率化に加え、既存設備を活用した水量調整による発電能力の向上にも取り組んでいる。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。