南海電鉄、約23MW太陽光オフサイトPPAを締結、年間約38.6GWh調達へ

2026年3月21日
過去に締結したPPAと合わせると全駅で再エネを活用
(画像:南海電鉄)

関西電力は3月12日、南海電気鉄道(以下、南海電鉄)およびヘリオスソーラーなどとオフサイトPPAを締結したと発表した。ヘリオスソーラーなど複数の発電事業者が開発した合計出力約23MWの太陽光発電所から、南海電鉄に電力供給を行う。

南海電鉄は、調達した電力を全105駅の運営と「特急サザン」、「特急泉北ライナー」、「特急ラピート」などの有料列車の走行に使用する計画である。供給は2026年4月以降に順次開始する予定で、年間発電量は約38.6GWhを見込んでいる。

本PPAを通じて供給する再エネは、2024年度の同社鉄道事業における電力消費量の約16.2%に相当する。これまでに導入してきた再エネを含めると、合計で約19.8%を賄う見込みだ。

南海電鉄にとって初のPPAは、2025年10月に京セラEPAおよび関西電力と締結したオフサイトPPAである。京セラEPAが開発する水上太陽光発電所から電力を調達し、「特急こうや」と観光列車「GRAN 天空」の運行に活用。供給開始は2026年4月を予定している。これに先立ち、南海電鉄は2024年、エナリスと自己託送支援サービスの契約を締結。南海電鉄所有の太陽光発電所から、大阪市内の自社商業施設に電力を供給している。

関西電力は、JR西日本阪神電鉄など、関西エリアの他の鉄道事業者ともPPAを締結している。

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