
北浜キャピタルパートナーズは9月16日、同社の子会社でSPC(特別目的会社)の北浜PV開発2を通じて、北海道で複数の太陽光発電所(合計出力:21.5MW/DC)を取得・開発し、再エネ発電事業者に売却する計画を発表した。
開発候補地は北海道沙流郡を含む計8ヵ所で、敷地総面積は約27万㎡となる見込み。平坦地であるため大規模な造成工事は不要で、主要な土地は民有林に該当しないため、林地開発許可も不要だという。
2026年1月末までに発電設備の設計、系統連系の検討および申請を行い、同年3月までに太陽光発電事業の開発や申請、協議を経て、用地の売買契約を締結し、6月に開発許可を取得し、11月には設備を再エネ発電事業者に売却する計画としている。
北浜キャピタルパートナーズが2024年5月に発行した新株予約権による調達資金を活用し、5.62億円で取得して、8.6億円での売却を目指す。、
同社は、2024年に設立された北浜PV開発1を通じて、北海道と東北エリアで合計6ヵ所、5.2MWの太陽光発電所を開発している。また、2025年4月にもトラストコーポレーションから、中国エリアに所在する合計16ヵ所、1.47MWの小規模太陽光発電所を取得することを発表した。加えて、トラストコーポレーションの40%の株式を取得し、太陽光発電事業のさらなる拡大を目指している。