JERAなど、五井火力発電所3号機が運転開始、発電所の総出力は2.34GW

2025年3月3日
五井火力発電所には、JERA、ENEOS、九州電力が出資している(画像:JERA)

五井ユナイテッドジェネレーション合同会社は3月1日、千葉県市原市の「五井火力発電所」3号機 (出力780MW) の運転を開始した。これにより、五井火力発電所の発電設備3基(総出力:2.34GW)がすべて運転を開始したことになる。

五井ユナイテッドジェネレーションは、JERAENEOS Power九州電力の3社が出資しており、JERAの完全子会社であるJERAパワーインベストメントが60%、ENEOS Powerが33.33%、九州電力の完全子会社の九電エナジーインベストメントが6.67%の出資比率をもっている。

新たに運転を開始した3号機は、1号機・2号機と同じく、ガスタービンコンバインドサイクル方式を採用しており、2025年3月31日の運転開始を予定していたが、約1カ月前倒しての運転開始となった。EPC(設計・調達・建設)は、1号機・2号機と同様に、東芝エネルギーシステムズ東芝プラントシステムが共同で担当。東芝エネルギーシステムズは機器供給と土木建築工事を、東芝プラントシステムは発電システムの全体設計および据付工事を担当した。

五井火力発電所は、東京電力が2018年に廃止した旧発電所(総出力:約1.9GW、発電設備6基)の代替として建設し、JERA、ENEOS Power、九州電力が出資した新しい発電所として再建した。JERAは、東京電力フュエル&パワーからプロジェクトを引き継いだ後、JXTGエネルギー (現・ENEOS) とともに協業することとなった。建て替え後、1号機は2024年8月1日、2号機は2024年11月14日に運転を開始している。

現在、石炭や石油火力からの脱却が進む中、旧一般電気事業者をはじめとする発電事業者はLNG火力発電所の開発に力を入れている。その一例として、JERAは昨年末に東邦ガスと共同で知多火力発電所7号機・8号機(各出力:660MW)の開発計画を発表している。

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