
中部電力は3月18日、岩手県内3ヵ所で太陽光発電所(合計出力:5.7MWdc/3.9MWac)の建設を決定したと発表した。すべての発電所が運転を開始した場合、年間発電量は約6.8GWhに達する見込みだ。
3ヵ所のうち2件は花巻市の「メガソーラーぬかづか」と「メガソーラーしどだいら」、残る1件は下閉伊郡の「メガソーラーたのはた」。着工は2026年6月〜2027年4月にかけて段階的に開始し、運転開始は2026年10月から2028年4月にかけて順次予定している。
電力の販売方法は現時点では公表されていないが、小売子会社の中部電力ミライズを通じたコーポレートPPAによる供給となる可能性もある。
本件は、中部電力が掲げる再エネ拡大戦略の一環である。2017年度末時点で2.56GWだった再エネ発電容量について、2030年頃までに保有・施工・保守を通じて3.2GW以上の積み増しを目標に掲げ、電源開発を推進している。
また同社は2024年1月、太陽光発電所の開発、運営、保守管理事業を手掛けるジェネックスグループのジェネックス、ジェネックスパートナーズおよび日本エネルギーネクストを完全子会社化した。買収時点で同グループは、約200ヵ所・合計出力約60MWの太陽光発電所を保有。さらに、約200ヵ所・合計出力約82MWの新規開発を計画している。
中部電力はこのほかにも、自社および完全子会社のシーエナジーを通じて、複数の太陽光発電事業に出資・参画している。