上組、大分県大分市で20MW/80MWh系統用蓄電所を開発へ、2029年3月運転開始予定

2026年3月3日
大分市の自社拠点の敷地内に建設する

上組は2月27日、大分県大分市で「(仮称)上組日吉原蓄電所」(20MW/80MWh)を建設すると発表した。2029年3月の運転開始を目指す。

同蓄電所は上組の大分支店・鶴崎出張所内に建設され、2026年6月に着工する予定だ。運営は合同会社の上組日吉原蓄電事業が行う。同蓄電所は、経済産業省の2025年度「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業補助金」の採択を受けている。

10MW以上の蓄電所の場合、補助金の上限は40億円で対象経費の最大50%を補助するもので、執行団体の一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)は、交付額を約15.26億円と公表している。

また、プレスリリースの完成予想図によると、容量2.51MWhのパワーエックス製コンテナ型定置用蓄電池「Mega Power 2500」を、32基設置する見込みだ。

上組は、中期経営計画2030において、蓄電池事業の拡大を基本方針の一つとして掲げている。2024年6月に系統用蓄電所事業への参入を発表し、兵庫県の「加西メガパワー蓄電所」の開発を進めている。また、2025年3月にはバンプージャパンと共同で「東京都海の森蓄電所」の開発を公表。同蓄電所は東京都の2024年度「再エネ導入拡大を見据えた系統用大規模蓄電池導入促進事業」の採択を受けている。なお、両蓄電所ではパワーエックス製「Mega Power 2700A」が採用されている。

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