ヴィーナ・エナジー、茨城県で53MW太陽光発電所の商業運転を開始

2024年10月23日
ヴィーナ・エナジーが国内で保有する最大の太陽光
発電所となった(画像出典:ヴィーナ・エナジー)

10月16日、ヴィーナ・エナジーは53MW太陽光発電所「笠間太陽光発電所」(茨城県笠間市)の商業運転を開始したと発表した。同発電所は、国内で同社が保有する太陽光発電所の中で最大である。

ヴィーナ・エナジー日本代表のラウル・リエンダ・セビージャ氏は「茨城県ならびに笠間市、更に地域住民の皆様からのご理解とご協力を賜り、エネルギー転換の加速に大きな役割を果たす笠間太陽光発電所を稼働開始できたことに感謝申し上げます。我々は、笠間市の地方創生の取組みへの寄与を目指し、2021年より企業版ふるさと納税を活用し、『将来にわたって持続する都市の確立』に向けた各種のプロジェクトの推進を積極的に支援しております。」とのコメントを発表した。

笠間市長の山口伸樹氏は「太陽光発電設置事業に起因する災害予防や地域との協議等の強化を図るため、2023年及び本年に『笠間市内における太陽光発電設備設置事業と住環境の調和に関する条例』の一部改正を行い、地域との協定や環境調査報告書の提出の義務化などを図ったところです。その中で、ヴィーナ・エナジーは、笠間太陽光発電所の事業地域との良好な関係性の構築、災害予防対策の徹底はもとより、本市の地方創生にかかるプロジェクトへの支援など、他の模範となる取り組みを積極的に展開して頂いており、感謝を申し上げます。」と述べた。

ヴィーナ・エナジーによると、同社の日本国内における太陽光発電所のポートフォリオは笠間太陽光発電所を含め、現在30件、合計676.3MWに達する。また、同社は熊本県と青森県でそれぞれ1件ずつの陸上風力発電所も保有している。

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