
由来する(画像出典:レノバ)
先月末、レノバは同社の完全子会社である第二太陽光発電合同会社が国内の需要家と20年間のバーチャルPPAを締結したことを発表した。同PPAの取引規模は、36MW (DC) /18MW (AC)である。これにより、レノバのPPA累計契約容量は200MWを超えたことになる。
同社によると、今回締結したPPAで供給する非FIT非化石証書は新規開発する追加性のある小規模分散型太陽光発電所由来となる。発電する電力は年間約38GWhを見込んでおり、卸電力市場で売電し、非化石証書の供給先である需要家は必要な電力を別途、小売電気事業者から調達する。
レノバは、同PPAの対象となる発電所を順次稼働するとしているが、それぞれの発電所の具体的な運転開始時期については明らかにしていない。
同事業によりレノバの太陽光PPAはバーチャル契約3件を含めて、合計8件となった。PPAに関わる非FIT太陽光発電所の発電容量は、開発中および運営中の発電所を合わせると207MW(DC)に上る。また、同社の四半期報告書によると、2024年度第2四半期末時点で207MW(DC)のうち、32.9MW(DC)の建設が完了している。それぞれのPPAの詳しい契約内容については、エネハブのデータベースをご覧ください。