ミツウロコGE、系統用蓄電所の運用サービスを開始、日本工営と共同開発の次世代電力統合システムを活用

2025年5月18日
日本工営と共同開発した次世代電力統合システムを活用して
系統用蓄電所の運用サービスを提供する
(画像:ミツウロコグループホールディングス)

ミツウロコグリーンエネルギー(以下、「ミツウロコGE」)は5月1日より、系統用蓄電所の運用サービスを開始したと、ミツウロコグループホールディングスが5月8日に発表した。

同サービスでは、ID&Eホールディングス傘下の日本工営と次世代電力統合システム「電力制御統合セントラル(Integrated Power Control Central)」を活用する。両社は2021年12月に業務提携し、同システムの開発を進めてきた。

ミツウロコGEは、事業者と業務委託契約を結び、アグリゲーターとして充放電計画の策定・制御から各市場における電力取引までの実務全般を担う。

同社は2023年9月より、自社が保有する系統用蓄電所において同システムを運用しており、「これまでに培った運用ノウハウを活かし、導入事業者の卸電力市場・需給調整市場・容量市場等への参入を支援すべく、本サービスの展開に至りました」とコメントしている。

現在、ミツウロコGEは系統用蓄電所2ヵ所を運転している。1ヵ所目は2023年9月に稼働した「ミツウロコ愛知県田原蓄電所」(1.5MW/6MWh)、2ヵ所目は同年12月に稼働した「ミツウロコ宮城県仙台蓄電所」(1.53MW/6.14MWh)である。

さらに、2025年1月には北海道で開発中の系統用蓄電所2ヵ所が、経済産業省の2024年度「系統用蓄電池・水電解装置導入支援事業」の採択を受けた。いずれの蓄電所も出力1.53MW、容量7.83MWhで、補助額は各事業にそれぞれ約1.6億円だ。 

再エネの導入拡大に伴い、需給調整機能をもつ系統用蓄電所の開発が進むなか、こうした蓄電所の運用サービスを提供する事業者が増加している。グリーンエナジー&カンパニーやユーラスエナジーホールディングスが参入しているほか、2025年3月には、東京ガスも同様のサービスを開始している。

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