
(画像:ヒューリック)
RSアセットアドバイザーズは3月19日、ヒューリック、芙蓉総合リース、伊藤忠商事とともに系統用蓄電所事業の共同開発に着手することを発表した。高圧蓄電所5件・合計40MWhに共同出資し、2028年3月までの完工を目指す。
本事業の開発とアセットマネジメントは、RSアセットアドバイザーズが担う。蓄電システムの供給と運転開始後のアグリゲーションは伊藤忠商事が担当する。各蓄電所の設備容量は公表されていないが、それぞれ2MW程度とみられる。
ヒューリックは2026年1月、同社初の蓄電所の運転開始を発表した際、2029年までに合計約250MWまで開発する方針を示している。現在も複数案件の開発を進めており、2026年中に累計約20ヵ所の整備を完了する見込みだ。
芙蓉総合リースも高圧案件の開発を進めている。宮崎県で開発中の特別高圧案件では、バンプージャパンおよびグローバルエンジニアリングと共同で、経済産業省の2024年度予算「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択された。
伊藤忠商事は、東京都の2025年度予算および経済産業省・エネルギー庁の2025年度予算に基づく系統用蓄電所向け補助金において、共同申請者とともに静岡県と福岡県の特別高圧案件で採択を受けた。また、東京センチュリーと折半出資するIBeeTを通じて蓄電池事業での連携を強化しているほか、蓄電池メーカーのパワーエックスに出資している。
さらに、芙蓉総合リースと伊藤忠商事はいずれも、2024年2月に設立された官民連携の蓄電所ファンド「東京都蓄電所投資事業有限責任組合」に出資している。