
(画像:宮崎森林発電所)
パスは10月21日、木質バイオマス発電事業を行う「川南バイオマス発電所」の発行済株式の26.7%を、森林パワーホールディングスから取得し、同社を持分適用関連会社とすると発表した。取得価額は約1.39億円。
同社は、宮崎県川南町で「川南バイオマス発電所」(出力:5.75MW)の建設を進めており、2026年11月頃の運転開始を予定している。当初は2023年6月の稼働を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により着工および工事が遅れていた。同発電所は2015年度に、FIT価格32円/kWh(間伐材等由来の木質バイオマス、出力2MW以上、20年間)で認定を受けており、年間発電量は約39GWhを見込んでいる。
森林パワーホールディングスは、宮崎県内で展開する3ヵ所の木質バイオマス発電所の統括を目的に、九電工(現クラフティア)、山下ホールディングス、キューコーリースの3社が共同で2019年12月に設立した。現在は、山下ホールディングスが全株式を保有している。傘下のグリーンバイオマスファクトリーおよび宮崎森林発電所が運営する発電所(各出力:5.75MW)は、それぞれ2015年2月および3月に運転を開始しており、川南バイオマス発電所は同グループ内で稼働を目指す3ヵ所目の発電所である。
パスは、これまで化粧品や美容機器などを中心に事業を展開してきたが、近年は再エネ関連事業を拡大している。2025年6月には、系統用蓄電所やデータセンター向けの用地の取得・売買を目的とし、宅地建物取引業の許認可を取得。同年7月には、フォーシーズHDと蓄電所開発に関する業務提携を締結した。また、循環資源ホールディングスとは2026年7月の運転開始を目指して、バイオマス発電所を共同開発している。